SIRIUSギャラリー
※小さな画像をクリックすると、画像全体が表示されます。

撮影 : 2001.8.11
画角 : 4'.9 x 4'.9
積分時間 : 5s x 9
高画質画像(約1MB)
中画質画像(約500kB)
画像公開 : 2001.7
 銀河系の中心はいて座の方向にあるが、肉眼では中心らしいものは特に見えない。この方向には塵(ちり)を含んだ星間物質が大量にあり、背後の光を吸収してさえぎっているからである。
 この方向を近赤外線で見ると、銀河系の中心の姿が見えてくる。近赤外線には塵によって吸収されにくい性質があり、銀河系中心からの可視光が吸収で1兆分の1にまで減光されるのに対して近赤外線は数10分の1ほどにしかならないため、このように中心まで見とおした画像が得られる。
 より詳しい資料はこちら
撮影 : 2001.5.11
画角 : 7'.7 x 7'.4
積分時間 : 30s x 20
高画質画像(約1MB)
中画質画像(約500kB)
画像公開 : 2003.3
 いて座にある散光星雲。地球からの距離は450光年。亀裂が入って3つに分かれているように見えるため、三裂星雲と呼ばれる。近赤外線ではこの亀裂はあまり目立たず、亀裂の中心にあるM20南側全体を光らせている明るい星の集団や、背後の銀河面の星々が良く見える。
 可視光画像との比較はこちら
撮影 : 2001.6.4
画角 : 9'.3 x 9'.0
積分時間 : 30s x 190
高画質画像(約1MB)
中画質画像(約500kB)
画像公開 : 2003.2
 おおかみ座にある暗黒星雲。地球からの距離は450光年。
 暗黒星雲はガスとチリの塊で、背景の光を吸収するため、可視光ではぽっかりと暗い領域として見える。しかし今回、近赤外線で長時間露出を行ったところ、暗黒星雲自身が淡く輝いていることがわかった。この輝きは、チリが背景の光を散乱したものだと考えられている。色の違いは星雲の奥行き方向のチリの量の違いを示している。
 さらに詳しい情報はこちら(プレスリリース資料)。
撮影 : 2000.11.29
画角 : 7'.8 x 7'.8
積分時間 : 5s x 5
高画質画像(約1MB)
中画質画像(約500kB)
画像公開 : 2000.11
 小マゼラン雲のすぐそばにある、全天で2番目に明るい球状星団。地球からの距離は15,200光年。
 いくつかの星の中心部が黒く見えているのは、明るすぎて検出器が飽和してしまったため。
撮影 : 2000.8.11
画角 : 4'.9 x 4'.9
積分時間 : 20s x 18
高画質画像(約1MB)
中画質画像(約500kB)
画像公開 : 2000.8
撮影 : 2000.8.11
画角 : 4'.9 x 4'.9
積分時間 : 5s x 9
高画質画像(約1MB)
中画質画像(約500kB)
画像公開 : 2000.8
 地球から約28,000光年の距離にある、私達の銀河系の中心部。画面中央やや左の最も星が集中している部分が銀河中心。この領域は銀河面に浮かぶ塵で隠され、可視光では真っ暗に見えるが、近赤外線ではその影響は小さいため、このように中心部まで見通すことができる。
 この画像で黄色く見える無数の星は、ほとんどが太陽程度の重さの年老いた星。