[エリダヌス座の渦巻銀河 : NGC1232] | [りゅうこつ座の星形成領域 : Keyhole Nebula] | ||||
撮影:2001年10月20日 画角:6'.0×6'.0 積分時間:30秒 × 110 JHKs3色合成 高画質画像 (JPG File, 558kB) 低画質画像 (JPG File, 201kB) |
撮影:2001年6月7日 画角:6'.5×6'.5 積分時間:5秒 ×60 JHKs3色合成 高画質画像 (JPG File, 996kB) 低画質画像 (JPG File, 347kB) |
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地球から約6,500万光年の距離にある銀河。 非常に天気のコンディションの悪い中で撮影したため、 像が大きくぼけてしまい、細かい構造は見えない。 それでも、銀河の中心部と腕の部分では明らかに色が 違うことがわかる。これはその部分を構成している星の 年齢が違うため。 画面左端には伴銀河がかすかに写っている。 |
地球から約9,000光年の距離にある星形成領域。 可視光で見ると中心部に縦長の暗黒部分があるので、 「鍵穴星雲」の名がついた。 近赤外線で撮影したこの画像では、「鍵穴」は周りの ピンク色とは少し違う、赤茶色の部分として見えている。 ピンク色に光っている星雲よりも手前にある星間ダストが、 後ろからの光を吸収しているため、このように見える。 視野右下に写っているのは、エータ・カリーナと呼ばれる星。 質量が太陽の100倍以上ある星で、近赤外で非常に明るく、 この画像では完全に検出器が飽和してしまっている。 その左側に見えている赤と黄色のドーナツ状のものは、 カメラ内部の光学系によるゴースト像。 |
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[おとめ座の渦巻銀河 : ソンブレロ銀河 (M104)] |
[からす座の衝突銀河 : アンテナ銀河 (NGC4038/39)] |
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撮影:2002年1月21日 画角:6'.6×6'.8 積分時間:30秒 × 10 JHKs3色合成 高画質画像 (JPG file, 928kB) 低画質画像 (JPG file, 312kB) |
撮影:2002年1月29日 画角:7'.2×7'.2 積分時間:5秒 × 10 JHKs3色合成 高画質画像 (JPG file, 1,180kB) 低画質画像 (JPG file, 388kB) |
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地球から約5,000万光年の距離にあるSa型の渦巻銀河。 大きなバルジと中央部を横切る暗黒帯が特徴で、通称 「ソンブレロ銀河」と呼ばれている。 暗黒帯は、銀河のディスクに分布したダストによるもの。 近赤外線はダストによって吸収されにくいため、可視光の 画像に比べてSIRIUSの画像では、暗黒帯がめだたない。 銀河の周りに淡く広がったハローの中にぽつぽつと 見えている小さな点は、その一つ一つがM104に属する 球状星団。 |
2つの渦巻銀河の衝突現場として有名なアンテナ銀河。 地球からの距離は約6,300万光年。 今回の撮影は露出時間が短いものだが、銀河の衝突部分の 複雑な構造が見え、活発な星形成が起きている様子がわかる。 名前の由来であるアンテナ状の構造は、銀河本体部分に 比べて非常に淡いため、本体の構造と同時に表現するのは 難しい。今回の画像では、アンテナの根元部分だけが かすかに見えている。 |
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[彗星 C/2000 WM1 (LINEAR)] | [うみへび座I銀河団 Abell 1060] | ||||
撮影:2002年2月8日 画角:7'.0×7'.2 積分時間:5秒 × 5 JHKs3色合成 高画質画像 (JPG file, 559kB) 低画質画像 (JPG file, 206kB) |
撮影:2002年2月5,10日 画角:11'.8×7'.8 積分時間:30秒 × 30 JHKs3色合成 高画質画像 (JPG file, 947kB) 低画質画像 (JPG file, 424kB) |
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2000年11月16日にリンカーン研究所の小惑星探査 望遠鏡(LINEAR)によって発見された彗星。 2001年12月ごろに日本から見えていた時は6等台の 明るさだったが、近日点通過後、2002年1月末に バーストを起こし、2.5等にまで急激に増光した。 この画像はバースト直後の2月8日に撮影されたもの。 バースト時に彗星が北半球から見えない位置にあった ため、台湾の研究者からの観測依頼を受けて撮影した。 |
太陽系から1億5千万光年の距離にある銀河団。 銀河団の中では近傍に位置するものの一つで、100個以上の 明るい銀河が数平方度の範囲に集まっている。 この画像は銀河団の中心部をSIRIUSで2視野分撮影し、 つなぎあわせたもの。銀河団の中のごく一部の領域だが、 大小あわせて10個以上の銀河が確認できる。 なお、画面左上から延びる光のすじは、画面の少し外に ある明るい星の、望遠鏡のスパイダーによる回折光。 |
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[ちょうこくしつ座の棒渦巻銀河 : NGC55] |
[みなみのかんむり座の星形成領域 : R CrA] |
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撮影:2001年6月15日 画角:20'.3×13'.6 積分時間:30秒 × 10 JHKs3色合成 高画質画像 (JPG file, 2,167kB) 低画質画像 (JPG file, 588kB) |
撮影:2001年10月29日 画角:5'.8×5'.7 積分時間:5秒 × 10 JHKs3色合成 高画質画像 (JPG file, 1,625kB) 低画質画像 (JPG file, 528kB) |
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太陽系から690万光年の距離にある棒渦巻銀河。 NGC253に次ぐ、ちょうこくしつ座銀河群の 主要メンバーである。距離が近いため、銀河を 構成する星が1つ1つに分解されて見えてきている。 左側に引き延ばされた特徴的な形は、隣の銀河 (左端のちょっと明るい部分)との相互作用に よるものと考えられている。 |
太陽系から500光年の距離にある、暗黒星雲に 埋もれた星形成領域。太陽質量の1〜2倍までの 軽い星が生まれている現場である。中央やや左上に ある明るい星が「みなみのかんむり座R星(R CrA)」と 呼ばれる変光星。まだ主系列星に達していない若い星で、 不規則に変光している。 その周りにある赤い星たちも、同時期に生まれた若い星。 これらの星が生まれる母体となった暗黒星雲も見えている。 |
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[じょうぎ座の銀河団 Abell 3627] | [ハービック・ハロー天体   HH 46/47] | ||||
撮影:2001年6月26日 画角:21'.2×21'.2 積分時間:30秒 × 20 JHKs3色合成 高画質画像 (JPG file, 2,043kB) 低画質画像 (JPG file, 688kB) |
撮影:2001年1月26日 画角:5'.0×5'.0 積分時間:30秒 × 30 JHKs3色合成 高画質画像 (JPG file, 1,202kB) 低画質画像 (JPG file, 408kB) |
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グレートアトラクターの中心的存在と考えられている銀河 団。私たちの銀河系は他の近傍の銀河とともに「グレート アトラクター(巨大引力源)」と呼ばれる方向に引き寄せ られて動いているが、その方向は天の川によって隠され、 引力源の正体はよく分かっていなかった。 1990年代半ば、この方向にある銀河団Abell 3627が、満月 ほどの面積に500個近い銀河が集まった大銀河団であると 判明した。この銀河団がグレートアトラクターの質量の 約1割を担っているらしい。 近赤外線は星間物質による吸収を受けにくく、天の川の 背後の銀河を探すのに適している。この画像にもたくさんの 銀河が映っている。 |
星間ガスから星が生まれる過程で、原始星の周りには星周ディスクが でき、極方向にはジェットが吹き出す。ジェットは周囲の星間物質と 衝突し、発光する。このような天体はハービック・ハロー天体と呼ば れている。HH46/47は南天の代表的なハービック・ハロー天体の1つで、 地球からの距離は約1,500光年。 この画像では、画面中央から左上と右下に吹き出したジェットが 原始星の母体の分子雲を吹き飛ばしてできた空洞の壁面と、ジェットの 先端部が分子雲と衝突している部分が、光っているのが見えている。 原始星本体は画面中央の亀裂部分にあるが、星周ディスクに隠されて 直接見ることはできない。 (解説入りの図はこちら(英語)) |