SIRIUSギャラリー
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撮影 : 2004.2.4
画角 : 4'.6 x 4'.8
積分時間 : 30s x 10
高画質画像(約1MB)
中画質画像(約500kB)
画像公開 : 2004.7
 太陽系から約500光年の距離にある星形成領域「へびつかい座ρ」に属する若い天体の一つ。中心星は主系列星になる直前の段階にある。まわりに残った星間物質が、中心星からのジェットとの衝突で励起されたり、中心星の光を反射したりして光っている。
撮影 : 2004.1.31
画角 : 7'.2 x 7'.9
積分時間 : 20s x 15
高画質画像(約1MB)
中画質画像(約500kB)
画像公開 : 2004.5
 太陽系から約7,000光年の距離にある星形成領域。すぐ左隣にNGC3603がある。両者は0.5°しか離れていないが、太陽系からの距離はNGC3603のほうが倍以上遠く、たまたま同じ方向に見えているにすぎない。
 このあたりは南天の天の川の中でもとくに濃い部分で、他にも近くにKeyhole Nebulaなど華やかな天体が数多く集中している。この方向は銀河系の「いて腕」と呼ばれる渦巻きの腕に沿って眺める部分にあたるため、いろいろな距離にある天体が重なって見えるのである。
撮影 : 2002.3.9
画角 : 4'.1 x 4'.2
積分時間 : 10s x 30
高画質画像(約1MB)
中画質画像(約500kB)
画像公開 : 2004.4
 太陽系から約2,300光年の距離にある「ほ座C分子雲」は、比較的近くにある巨大分子雲の一つである。しかし、可視光では中央付近にRCW36と呼ばれる星雲がぼやっと光るのが見えるにすぎず、南天にあることも手伝って、これまではあまり重要視されていなかった。
 この領域を近赤外線で観測したところ、暗黒星雲に埋もれて可視光では見えていなかった星団が姿を現した。星の密度はオリオン大星雲に匹敵するほどで、ほ座C分子雲が予想以上に大規模な星の形成現場であることが判明しつつある。
 さらに詳しい情報はこちら(プレスリリース資料)。
撮影 : 2004.2.17
画角 : 3'.8 x 3'.8
積分時間 : 30s x 10
高画質画像(約1MB)
中画質画像(約500kB)
画像公開 : 2004.3
 2004年1月23日、アメリカのアマチュア天文家 Jay McNeil 氏がオリオン座のM78星雲の近くで新しい星雲を発見した。この位置にはもともと可視光では見えない赤外線天体の存在が知られており、生まれたての星がその材料となった星間物質に隠されているのだと考えられていた。この星が何かの原因で急激に増光し、周りの物質を照らして可視光でも見えるようになったらしい。
 この近赤外線画像では星本体が目立つが、星雲もうっすらと見えている。約5年前に撮られた画像と比べると、星そのものがかなり明るくなっていることがわかる。
 この新星雲についての詳しい情報はこちら: 国立天文台・天文ニュース
撮影 : 2004.1.29
画角 : 4'.1 x 4'.2
積分時間 : 20s x 10
高画質画像(約1MB)
中画質画像(約500kB)
画像公開 : 2004.2
 地球から3,600光年の距離にある星形成領域。中央の星団は、その形成の母体となった暗黒星雲を吹き払い、部分的に顔を出しつつある段階にある。年齢は2〜3百万年で、オリオン座のトラペジウム星団より少し年上。
撮影 : 2002.3.1
画角 : 7'.5 x 7'.6
積分時間 : 30s x 30
高画質画像(約1MB)
中画質画像(約500kB)
画像公開 : 2003.9
 地球から9,500光年の距離にあるHII領域。昔は惑星状星雲として登録されていたが、1980年代後半の観測で星形成領域であることがわかった。
 RCWカタログについてはRCW38の項を参照。
撮影 : 2001.8.11
画角 : 7'.6 x 7'.6
積分時間 : 30s x 10
高画質画像(約1MB)
中画質画像(約500kB)
画像公開 : 2001.7
 地球から4,000光年の距離にある星形成領域。BRC79という名は、可視光で光る散光星雲RCW108の中の、明るい筋状の部分を指す。BRCはブライトリムクラウド(=縁の明るい星雲)の略。可視光画像との比較はこちら。 BRCはショックや電離領域の境界面である。ショックや電離はガス雲を圧縮して星の誕生のきっかけとなる場合があるため、BRCの周辺には誘発されて生まれたと考えられる若い星がしばしば見つかる。近赤外画像の中央にある星団もその1つ。
撮影 : 2001.8.24
画角 : 9'.1 x 8'.0
積分時間 : 30s x 30
高画質画像(約1MB)
中画質画像(約500kB)
画像公開 : 2003.6
 地球から6,500光年の距離にある星形成領域。中央を走る暗い領域は、可視光で見える星雲の左縁にあたる(可視光画像との比較はこちら)。若い星は可視光で明るく見える部分には少なく、それより左側に多い。特に左下の星雲を伴った星団付近では、数10個の生まれたての星が見つかっている。
 なお、画像中に黄色い部分があるのは、検出器の一部が不調だったため。
撮影 : 2001.5.1
画角 : 7'.7 x 7'.8
積分時間 : 10s x 30
高画質画像(約1MB)
中画質画像(約500kB)
画像公開 : 2003.4
 地球から5,500光年の距離にある星形成領域。中央の明るい部分には生まれたばかりの大質量星の集団が埋もれており、これらの星からの紫外線によって周りの星間物質中の水素原子が電離して輝いている。このようなしくみで光る星雲は「HII領域」と呼ばれる。
 RCWは南天の銀河面付近にあるHII領域のカタログ。200個近くの天体が登録されている。大半が日本からは見えないか見づらい位置にあるため、あまり知られていないが、明るくて色や形の美しいものも多い。
撮影 : 2000.8.10
画角 : 4'.5 x 4'.9
積分時間 : 10s x 27
高画質画像(約1MB)
中画質画像(約500kB)
画像公開 : 2002.11
 おうし座星形成領域の暗黒星雲L1551の中にある2つの原始星。
 右側の天体はIRS5と呼ばれ、原始星からの双極分子流(ディスクの両極方向に吹き出すジェット、HH46/47の項参照)が電波の観測で初めて見つかった天体として知られている。非常に若い段階にあるため近赤外では原始星本体は見えず、右下方向のジェットのみが見える。この画像に写っているのはジェットの根元部分で、先端部分は画面のさらに外にある。
 左側の天体はIRS5 NEと呼ばれ、IRS5よりさらに若いと考えられている。こちらも右下方向のジェットのみが見え、内部が複雑な構造になっているのがよく分かる。
 太陽系からの距離はともに460光年。
撮影 : 2001.1.26
画角 : 5'.0 x 5'.0
積分時間 : 30s x 30
高画質画像(約1MB)
中画質画像(約500kB)
画像公開 : 2002.9
 星間ガスから星が生まれる過程で、原始星の周りには星周ディスクができ、極方向にはジェットが吹き出す。ジェットは周囲の星間物質と衝突し、発光する。このような天体はハービック・ハロー天体と呼ばれている。HH46/47は南天の代表的なハービック・ハロー天体の1つで、地球からの距離は約1,500光年。
 この画像では、画面中央から左上と右下に吹き出したジェットが原始星の母体の分子雲を吹き飛ばしてできた空洞の壁面と、ジェットの先端部が分子雲と衝突している部分が、光っているのが見えている。原始星本体は画面中央の亀裂部分にあるが、星周ディスクに隠されて直接見ることはできない。(解説(英語)入りの図はこちら)
撮影 : 2001.10.29
画角 : 5'.7 x 5'.8
積分時間 : 5s x 10
高画質画像(約1MB)
中画質画像(約500kB)
画像公開 : 2002.7
 太陽系から500光年の距離にある、暗黒星雲に埋もれた星形成領域。太陽質量の1〜2倍までの軽い星が生まれている現場である。
 中央やや左上にある明るい星が「みなみのかんむり座R星(R CrA)」と呼ばれる変光星。まだ主系列星に達していない若い星で、不規則に変光している。その周りにある赤い星たちは、R CrAよりもさらに若いと考えられている。これらの星が生まれる母体となった暗黒星雲も見えている。
撮影 : 2001.6.7
画角 : 6'.5 x 6'.5
積分時間 : 5s x 60
高画質画像(約1MB)
中画質画像(約500kB)
画像公開 : 2001.12
 地球から約7,500光年の距離にある星形成領域。可視光で見ると縦長の暗黒部分があるので「鍵穴星雲」の名がついた。赤外線画像では「鍵穴」は周りのピンク色とは少し違う赤茶色に見える。ピンク色の星雲よりも手前に塵を含む星間雲があり、背後の光を吸収しているため。
 視野右下の明るい星はηカリーナ星、その左の赤と黄のドーナツ状のものは光学系のゴースト像。
撮影 : 2001.5.9
画角 : 7'.8 x 7'.8
積分時間 : 30s x 29
高画質画像(約1MB)
中画質画像(約500kB)
画像公開 : 2001.5
撮影 : 2001.5.9
画角 : 7'.8 x 7'.8
積分時間 : 5s x 10
高画質画像(約1MB)
中画質画像(約500kB)
画像公開 : 2001.5
撮影 : 2001.5.2
画角 : 7'.8 x 7'.8
積分時間 : 10s x 20
高画質画像(約1MB)
中画質画像(約500kB)
画像公開 : 2001.5
撮影 : 2001.5.2
画角 : 7'.8 x 7'.8
積分時間 : 10s x 20
高画質画像(約1MB)
中画質画像(約500kB)
画像公開 : 2001.5
撮影 : 2000.11.29
画角 : 7'.8 x 7'.8
積分時間 : 30s x 18
高画質画像(約1MB)
中画質画像(約500kB)
画像公開 : 2000.11
 大マゼラン雲の中にある巨大な星形成領域。一般にはタランチュラ星雲の名で知られている。
 画面中央に見える若い星団ができたときに取り残された物質が、星団からの光で照らされて輝いている。
撮影 : 2000.10.17
画角 : 4'.9 x 4'.9
積分時間 : 20s x 36
高画質画像(約1MB)
中画質画像(約500kB)
画像公開 : 2000.10
撮影 : 2000.10.15
画角 : 4'.9 x 4'.9
積分時間 : 20s x 36
高画質画像(約1MB)
中画質画像(約500kB)
画像公開 : 2000.10
撮影 : 2000.8.12
画角 : 4'.9 x 4'.9
積分時間 : 20s x 18
高画質画像(約1MB)
中画質画像(約500kB)
画像公開 : 2000.8
撮影 : 2000.8.11
画角 : 4'.9 x 4'.3
積分時間 : 10s x 35
高画質画像(約1MB)
中画質画像(約500kB)
画像公開 : 2000.8
 地球から約2,400光年の距離にある星形成領域。重い星が生まれるときに噴出したり、取り残された物質が、若い星からの赤外線を反射して輝いている。
撮影 : 2000.8.10
画角 : 4'.9 x 4'.9
積分時間 : 10s x 9
高画質画像(約1MB)
中画質画像(約500kB)
画像公開 : 2000.8