観測依頼手順・示すべき情報について

※観測依頼手順については、今夜のIRSF(京大長田先生のページ)にある
「観測者にサービス観測をリクエストする場合の書式へ」もご覧下さい。
特に、Step3の最後の1行はきちんと読んで下さい。


観測を依頼する人が現地の観測者へ示すべき情報は
以下の通りです。

・観測天体の座標
・積分時間(1枚当たりの積分時間、ディザリング枚数)
・使用する標準星
・sky視野観測の是非

・観測条件
 ・photometricの是非
 ・seeingの制限(3.5pix以下等)
 ・エアマスの制限(secz<2.0等)
 ・セット観測同時性の是非
  (例:30分積分は同じ晩に完結させるのか、複数晩にまたがっても良いのか)


うち、上の4つについては、
IRSF/SIRIUSの標準観測スクリプト"cq"を
依頼者が自分で作成して観測者へ送るのが望ましいです。
(cqスクリプトマニュアルはこちら。)

特に、標準星の選択を現場の観測者に任せることは、
それなりの負担と責任を観測者に負わせることになります。
できる限り依頼者側で選択するようにしましょう。


また、観測条件は観測者にとって不可欠かつ、
観測データの質にも関わってくるものです。
条件を厳しくしすぎると観測が進まず、
緩すぎると使えないデータばかり撮ることになるので、
適切な条件を設定するようにして下さい。

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